当社は1964年に創業して以来、50年を超える歴史の中で、(株)神戸製鋼所のグループ企業として、一貫して薄鋼板のせん断加工・流通業として成長を続けてきました。
取り扱う薄鋼板は、普通鋼から始まり、技術力を高めることで、チタン薄板も主力製品のひとつとしています。
取引業界も建材、電機、家具、容器、自動車部品など多岐にわたり、地元である関西経済に密着した企業活動を行っています。
グローバル化の進展に伴い、事業環境は刻々と変化しております。
こうした中、当社はお客さまからの様々なご要望に対し常に真摯に向き合い、フレキシブルな納期対応や品質向上に努め、その為に必要な設備投資等も継続して実施しています。お客さまのニーズに応えていく方策をしっかりと考え実現していくことが、経営基盤を強化する近道だと考えています。
当社は、今後も社会貢献に努め、更なる成長に向け、「チャレンジ」していきます。
代表取締役社長 近藤 薫
コイルセンターは、鉄鋼メーカーが製造するコイル状の薄鋼板を、お客さまの要求する切板サイズに加工・販売する、加工と物流の拠点です。
当社では、兵庫県加古川市の㈱神戸製鋼所加古川製鉄所から薄鋼板を船舶輸送して、大阪府高石市の倉庫に一次備蓄し、お客さまからの注文に応じて、これを堺市、高石市の工場で加工し出荷しています。
当社は㈱神戸製鋼所の関西地区での唯一の直系コイルセンターとして、お客さまの皆様に高品質な製品を短納期で提供しています。
当社では、神戸製鋼所が2017年度より販売開始した高耐食めっき鋼板「KOBEMAG®」の加工販売も実施しており、建材・電機分野向けを中心に広く適用頂いています。
2004年№1レベラーに高剛性6Hiマルチレベラーを導入し、薄鋼板からチタン薄板まで日本でもトップレベルの平坦度矯正能力を実現し、コイル巻取り装置により、リコイル矯正も可能としました。 2012年11月には№2レベラーにも高剛性6Hiレベラーを導入し、厚物・薄物の平坦度矯正能力の向上を始め、最大板厚の拡大、製品長精度の向上など様々なお客さまのニーズに対応可能な設備強化に取り組みました。現在では、高炉メーカーをはじめ、他社からの平坦度矯正にも積極的にお応えしています。